2024.10.29 / 最終更新日:2024.10.29
育児休暇の終了や体調など様々な理由から、0歳からの保育園利用を考えているママへ。
「もう預けるの?」
「0歳でママと離すなんてかわいそう」
「育児より仕事?」
こんな言葉を聞くたびに
「そんなことは私が1番わかってるのに…」
「0歳から保育園に預けるのって良くないのかな」と悩むことも多いと思います。
私自身がそうでした。
しかし、保育園へ預けることにはたくさんのメリットがあるんです。
今回は、実際に0歳10ヶ月から保育園に息子を預けた私が思う、メリット・デメリットをお伝えしていきます。
「保育園へ預けることが正しい」「正しくない」という話ではなく、選択肢の一つとしてママの気持ちが少しでも軽くなれば嬉しいです。
私が思う、保育園に預けるメリットがはこちらです。
・社会性の育成
・専門的なサポート
・ママのリフレッシュ
保育園では、他の子どもたちと遊ぶ機会が増えます。
友達と過ごすことで家では味わえない体験ができたり、自然と協調性や自立心が芽生えます。
0歳からの社会経験は、人間関係やコミュニケーション能力を育む手助けになりますよ。
保育士さんは、子どもの発達に関する専門知識を持っています。
0歳の悩みは毎日尽きませんよね。
たくさんの子どもたちを見てきた先生ならではの対処法や、アドバイスももらえます。
育児はとても大変なお仕事です。
どんなに可愛い我が子でも、24時間365日向き合い続けるには限界があります。
保育園に預けて仕事に復帰したり、1人の時間を持つことで心に余裕が生まれますよ。
ママがリフレッシュできることは、子どもにも良い影響を与えることになります。
0歳から保育園を利用することはメリットばかりではなく、こんなデメリットもあります。
・離れる不安
・感染症リスク
・心の負担
初めての保育園では子どもはもちろん、ママも不安を感じます。
預ける際に大泣きされて不安になり、離れても常に「大丈夫かな」と気にかけてしまいすぐに迎えに行きたくなることも。
ママも我慢しなければいけない試練となります。
保育園に限りませんが、集団で生活を共にするとどうしても感染症のリスクは上がります。
特に赤ちゃんは免疫力が低いため、感染症のリスクは高め。
ただしこれは1歳でも2歳でも集団生活をすれば、同じようにリスクがあるものです。
病気にかかることがいいこととは言いませんが、病気にかかりながら免疫をつけて強くなっていくものという考え方もできますね。
誰かに言われた訳でなくても世の中からそう言われているような気がして、子どもを預ける罪悪感とストレスが訪れます。
また、子どもの体調不良で仕事に行けなかったり早退しなければいけないということも。
職場に連絡するたびに申し訳なくなり、心の負担が積もっていってしまいます。
職場の理解を得られるのが1番ですが、難しい場合は祖父母や近所の人に協力してもらったり、利用できるサービスがないか事前に調べておくことも重要です。
私は転勤族の妻で、近くに頼れる親族がいません。
夫も仕事でほとんど家におらず、赤ちゃんと2人きりの日々。
出産後、寝不足と栄養不足で産後うつとなってしまいました。
初めての子どもということで、どこまで要望に応えれば良いのかもわからず、常にヘトヘトで心はイライラ。
悲しい気持ちで全身覆われていたように思います。
このままじゃいけないと思い、0歳8ヶ月で一次保育を試してみることに。
しかし息子があまりにも泣くので、一時保育の時点で3回ほど挫折してしまいました。
最初は預けることに抵抗感がありましたが、やっと預けることが出来、1人だけになった時のコーヒーの味は今でも忘れられません。
たった2、3時間ですが、赤ちゃんの泣き声が聞こえない静かな空間は心にゆとりをもたらし、その後のお世話に余裕ができたんです。
心に余裕ができたことで、仕事にも復帰することができ、息子へも優しくできるようになりました。
私の場合は、0歳から預けることができて救われたように思います。
0歳のうちから保育園に預けることに、罪悪感を感じているママは多いと思います。
なんでも調べられる時代、ネットでも心ない言葉が飛び交っているのも確か。
「もう預けるなんてかわいそう」「そこまでして働く必要あるの?」など、好き勝手に言われて心を痛めているママもいるでしょう。
しかし、預けるか預けないかは家庭の問題。
実際に私は0歳から息子を預けたことで、心が救われました。
最初は罪悪感もありましたし、あまりに泣く息子に申し訳なくなり挫折したことも。
「0歳からママと離れたら愛情が足りない」なんてことも耳にしますが、そんなことはありません。
ママ以外からも愛情を受け、刺激を受け、息子はしっかり育っています。
どうするかを家族でしっかり話し合い、ママも子どもも笑顔で過ごせる最善策を見つけてくださいね。