コラム

私って母親に向いてない?と思ったときに知ってほしいこと

2025.09.14 / 最終更新日:2025.09.14

子どもと過ごしている中で、ふと「私って母親に向いてないのかも…」と感じてしまうこと、ありませんか?

 

朝から子どもがぐずってついイライラしてしまったり、夜に寝かしつけが終わったあと「今日も怒ってばかりだった」と落ち込んでしまったり。

さらに、SNSや周りのママと比べて「みんなキラキラしてて楽しそうだな」「私は疲れてばかり」と感じてしまうこともあるかもしれません。

 

特にワンオペ育児や保育園準備を一人で抱える日々が続けば、育児疲れやママの悩みはどうしても積み重なってしまいます。

でも、そんな気持ちになるのはあなただけではありません。

 

今回は、少し気持ちが軽くなる“考え方のヒント”をお届けしたいと思います。
「母親に向いてない」と感じてしまったら、ちょっとだけ考え方を変えてみませんか?

 

「母親に向いてない」と思ってしまう理由

なぜ「母親に向いていない」と思ってしまうんでしょう?
それにはこんな理由があるのかも…

理想の母親像と現実のギャップ

「いつも笑顔で子どもに優しく、手作りごはんも用意できる母親」
そんな理想像を持っていませんか?

 

実際の育児は予想以上に大変で、理想通りにはならないものです。
ごはん作りに追われ、部屋はおもちゃで散らかり放題。
自分の時間は持てないし、余裕がなくてイライラしてしまう日もあります。

 

理想と現実のギャップが、「私って母親に向いてないのかも」と感じさせてしまっているのかもしれません。
その理想、高すぎていませんか?

 

ワンオペ育児やサポート不足

夫の帰りが遅かったり、実家が遠くて頼れる人が近くにいなかったり。
そうなると、保育園の準備から夜の寝かしつけまで、ママが一人で抱え込むことになりますよね。

 

「誰かに頼るのは悪いこと」「みんなできてるんだから」そんな風に、自分1人で頑張ろうとしていませんか?

そのみんなも、何かに頼っているのかもしれません。
近くに頼れる人がいなくても、調べれば使えるサービスや施設がきっとあるはず。
なんでも1人で頑張ろうとせず、ちょっと調べて頼ってみませんか?

 

周囲やSNSとの比較

さらに厄介なのが「比べる気持ち」。
SNSでは楽しそうに遊ぶ親子の姿、オシャレで完璧に見える暮らしがたくさん流れてきます。

そんな投稿と自分の現実を比べて、「私だけダメな母親なのでは?」と思い込んでしまう…
これも、よくあるママの悩みのひとつです。

 

だけど、そのオシャレで完璧な暮らしは毎日のことなんでしょうか?
SNSって綺麗なもの、楽しかったことをあげたい場所ですよね。
綺麗で楽しいものばかりあげている人も、今日はゴロゴロ過ごしているかもしれませんよ。
SNSを見てモヤっとしたら、その手を止めて冷静になってみませんか?

 

気持ちを軽くする“考え方のヒント”

ここからは「こういう風に考えてもいいんじゃない?」という、気持ちを少し楽にするヒントをお伝えします。
「私ダメだな」と暗くなってしまう前に、ちょっとだけ考え方を変えてみませんか?

 

「完璧じゃなくても大丈夫」と思ってみる

子どもはママが大好き。

「今日は笑顔でいられなかったな」と落ち込む日があっても、それだけで母親失格なんてことはありません。
完璧を目指すよりも、「こんな日もあるよね」と思えるくらいがちょうどいいんです。

 

理想の母親像があるなら、その理想を少し低くしてみませんか?
部屋が片付いていなくても、ご飯が手作りじゃなくても、母親に向いていないなんてことは決してないんですよ。

 

「小さなできた」を見つける

育児って、大きな達成感を得られる瞬間は少ないかもしれません。
でも、子どもと一緒に笑えた、ごはんを一緒に食べられた、好きなおもちゃで遊んでくれた。
そんな小さな“できた”を積み重ねるだけで十分ではないでしょうか?

 

「今日は一緒に笑えた、それでOK」くらいの気持ちでいきましょう。
SNSや他の子どもと比べずに、自分の子どもが昨日よりできたことを探してみませんか?

 

「1人で抱え込まなくてもいい」

なんでも1人で頑張りすぎると、どんなママでも疲れてしまいます。
だからこそ、サービスや人を頼ることは自然なこと。

宅配や家事代行、県や市のサービスだってあるし、おもちゃのサブスクサービスを利用すれば「新しい遊びをどうしよう」と悩む時間も減ります。

 

「自分一人でやらなきゃ」と思わずに、「頼れるものは頼っちゃおう」くらいでちょうどいいんです。
「みんなできてるのに」この考えはポイっと捨ててしまいましょう!
他所は他所、うちはうち、そう自分に言ってあげてくださいね。

 

まとめ|「母親に向いてない」と感じるのは頑張っている証拠

「私って母親に向いてない」と感じるのは、真剣に子育てに向き合っている証拠。
向き合いすぎているからこそ、自分を追い込んでしまうのです。

育児疲れやママの悩みは、誰にでもあるもの。
子どもにとって大切なのは、完璧なママではなく“一緒にいてくれるママの存在そのもの”です。

 

ワンオペ育児や家事に追われて疲れてしまうのは当たり前のこと。
手を抜く日、できないことがある日があってもいいし、頼れるものは頼っていいんです。

宅配や家事代行に加えて、おもちゃサブスクのようなサービスを利用するのも立派な工夫です。
小さな工夫が、子どもと笑顔で過ごす時間につながります。

 

「母親に向いてない」なんて思わずに。
あなたはもう十分、子どもにとってかけがえのないママですよ。